作者は一寿斎芳員(いちじゅさいよしかず)(生没年不詳)。「よそにても 風のたよりに 我そとふ 枝はなれたる 花のやどりを」の歌は『将門記』によれば捕らえられた平貞盛(たいらのさだもり)と源扶(みなものたすく)の妻に着物を与える際に添えられたものという。平将門の乱で討ち取られた将門の首を南宮大社の神が打ち落としたと伝わる。
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